断捨離 を自分で何とか実施する時の心構え

偉そうなことを言って申し訳ないですが、自分が原因で自分の家がゴミ屋敷のような状態になり、もので溢れかえった部屋をなんとかしなければならなくなった、と言う事は、過去の自分に向き合うと言うことになり、良いことも悪いことも、物の片付け、断捨離と共に様々な記憶が蘇ってきます。
この、ものに紐づいた記憶が蘇ってくるのが曲者です。
断捨離をする、つまり、捨てようと思ったものを手にした時、その時の記憶は、意外に頭の中に記憶があり、何故それを手に入れて、そこにしまったのか。その理由が自分を再び苦しめることもあるのです。
そのため、自分で自分の家を大規模に片づける必要のある方は、精神的な苦痛も伴うことも知っておく必要があることをお伝えします。
色々思い出すのは私だけかも知れませんがね。
ゴミ屋敷脱出、と、目標を掲げて断捨離を実行していますが、押し入れから出てきたもの、おびただしい量のどうでもいい品々を目にして、心が折れそうになっています。
自分が信じられません。
思えばこんなゴミ屋敷にしてしまったのは、自分に逃げ場がなかったことが原因だったのかも知れません。
いつか、語る時が来るかも知れませんが、父が亡くなるまで、うちの家族では長女である姉がしでかすろくでもない問題で、いつも揉め事が絶えませんでした。
自分は自分で生きていかなければいけない。
姉は人を使ったり、両親を使ったり、次女と連んだりして私に色々やって来る訳です。早い話、長女は私が嫌いで、嫉妬していて僻んでいて、何でもいいから嫌がらせをしたかったのでしょう。それは今も変わりません。はっきり言って実家を出て嫁に行った籍のないあなた方に何でそこまでされないといけないのか、理解に苦しんだ訳です。
次第に私は、逃げ場を得るように何かに没頭できるものを探し始めます。兎に角、目の前に何かの世界が広がって、それに没頭できる世界をずっと探していたのだと思います。私の味方も何もない世界で唯一の逃げ場が自分がどこかの世界に入り込んで頭の中をその世界で満たしてしまうことを追い求めた結果、自分の家がゴミ屋敷となり、何をどうしたら良いかも分からず、どうすることも出来ず、それでも生きてきた、その成れの果てが今のこの状況だと、そう俯瞰して自分自身を見られるようになった気がします。
突然ですが、私が初めて洋画を観に行ったのが、『ネバーエンディングストーリー』と言う映画です。確か、小学3年か4年の頃かと思います。あらすじは、幼くして母を亡くしたイギリスの小説、本好きのバスチアンと言う少年は、毎日3人のいじめっ子軍団にゴミ箱に入れられるようなイジメに遭っていました。
ある日、老人が一人で細々とやっている本屋にバスチアンはいじめっ子軍団から逃げる為に避難します。老人は子供はゲームばかりで気に食わんと言い、バスチアンを追い返そうとするが、本好きと分かると彼と少し話をします。バスチアンは『ネバーエンディングストーリー』と言うタイトルの立派な装飾がされた、彼にとってはとっても重い大きな本を老人の店から無断で店から持ち出します。老人は何かを察したかのように笑顔を浮かべます。
学校の鍵のありかを知っている部屋に立て篭もり、バスチアンは学校の授業にも出ずに拝借した本を読み始めます。すると、読んでいると自分が本の世界と行ったり来たりできるような感覚になり、実際に本の世界に入って、色々な問題を仲間と解決して、やがて彼が願うことで壊れてしまった本の中の世界が元のように再生されると言うので、バスチアンは本の世界の生き物たちと現実世界に出てきて、いじめっ子軍団をゴミ箱に入れてしまう、と。こんな内容のお話でした。
今思うと、製作者側の色々な意図があることに気が付きますが、自分もバスチアンと同じように、逃げ場が欲しかったのかも知れないと、そう思います。
自分の部屋で、自分が手に入れた品物なのに、今日の片付けでは過去の自分自身に向かって何度も言いました。
『お前,狂っている』
『正気ではない』
『相当追い詰められたのか』
やはり、当時の私は精神が壊れていたのだと思います。
とても悲しい気持ちになりました。
本日はゴミ屋敷脱出の為の断捨離を早めに切り上げてきました。
捨てるものを玄関に纏めて,明日の朝、捨てます。
明日はこれらの本と、色々破いた古い書類を廃棄予定です。40Lのゴミ袋1つです。
まだまだ先は長いですが、年内に何とかある程度まで脱ゴミ屋敷、断捨離強化を進めます。
ありがとうございました。
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